「なんでこの人、絶対に非を認めないの?」
そう感じたこと、ありませんか?
どう見ても、その人のミス。
状況も、証拠もそろっている。
でも、絶対に認めない。
話せばズレるし、噛み合わない。
これ、かなりストレスですよね。
このタイプは「謝らない人」の4タイプでいうと、③にあたります。
①と紛らわしいので、先に分けておきます。
①は、そもそも自分が悪いと分かっていない。
③は、違います。
本当は、分かっている。
分かったうえで、認めない。
ここが、③のいちばんの特徴です。
正当化が、通らなくなったあと
このタイプにも、最初は言い訳の時期があります。
「相手にも非がある」
「状況がこうだった」
こうやって、正当化でしのごうとする。
でも、それが通らなくなる時が来ます。
証拠が出る。
誰の目にも、本人に非があると分かる。
普通なら、ここで認めるしかありません。
むしろ、認めた方がダメージは小さい。
でも、それでも認めない。
ここから先が、③の本番です。
認めない理由は「屈辱」
なぜ、そこまでして認めないのか。
理由はこうです。
このタイプにとって、認めることは「屈辱」だからです。
「認める=負け」
「謝る=自分が下になる」
「下になるくらいなら、認めない」
こういう発想で、非を突っぱねる。
正直、かなりダサい発想です。
中身より、勝ち負けやメンツのほうを優先しています。
重要なのは、相手を選んでいること
ここが、いちばん見ておきたいところです。
このタイプは誰にでもこうなるわけではありません。
相手を、しっかり見ています。
上司や取引先には、ちゃんと頭を下げる。
そこでは「認めるのは屈辱」なんて、絶対に言いません。
でも、目の前のこちらには違う。
弱いと見た相手にだけ、「認めるのは屈辱」が出てきます。
つまり、こちらを下に見ています。
メンツを守る相手と、守らなくていい相手を選り分けている。
自分を、実際より高く見ている
なんで、そんな選り分けができるのか。
根っこにあるのは、自己評価のズレです。
このタイプは自分を、実際より高く見積もっています。
だから、「こいつ相手なら認めなくていい」という発想が出る。
相手を下に置けるのは、自分を上に置いているからです。
でも、ここで一つ考えたいことがあります。
非を認めない人と、認める人。
冷静に見て、実際に下に見えるのはどっちなのか。
この問いの答えは、ハブのほうで深掘りしています。
結局、どう向き合うか
③のタイプは構造が分かると、だいぶ扱いやすくなります。
「あ、この人は認めるかどうかを、相手で決めてるな」
そう見えた瞬間、こちらが真正面から消耗する必要はなくなります。
相手の土俵は、勝ち負けです。
そこに乗らないことが、いちばん効きます。
↓「謝らない人」4タイプの全体像と、「実際に下なのはどっち?」の話はこちら↓
>>『なんで謝らないの?』謝らない人の心理|4タイプの構造
↓この「自分を客観視できない」という機能の話はこちら↓
>>未熟な大人とは何か|話が通じない、論理が届かない「困った人」の構造
↓こういう人との関わり方はこちら↓
>>話が通じない人との関わり方|戦わずに勝つという選択

