話していて、こう感じたことはないですか?
「いや、どう見てもそれあなたの問題だよね?」
「なんでそこまで認めないんだろう」
明らかに自分に非がある状況でも、それを一切認めない人がいます。
話をしても、認識が噛み合わない。
説明しても、理解しようとしない。
ではなぜ、人はここまで頑なに自分の非を認めないのでしょうか。
そこには、思っている以上に根深い思考の問題があります。
非を認めないとはどういう状態か
非を認めない人は、シンプルに言えば、
現実よりも自分の認識を優先している状態です。
明らかな事実があっても、それをそのまま受け取らない。
都合よく解釈し直す。
自分は悪くないという前提を崩さない。
つまり、事実ではなく、自分の中のストーリーで物事を見ています。
認めないのではなく、理解できていないケースもあります
ここで一つ重要な視点があります。
非を認めない人は、必ずしも「分かっていて認めていない」とは限りません。
そもそも理解できていないケースもあります。
「認めないのか?」
「気付いていないのか?」
「理解できていないのか?」
この3つは似ているようで、全く違います。
原因と結果がつながっていません
こういう人に共通しているのは、
原因と結果がつながっていないことです。
本来は、
自分の行動があって、
その結果として今の状況がある。
こう考える必要があります。
しかしそれができていない。
現状と自分の行動が結びついていません。
本人の中では筋が通っているつもりです
外から見ると明らかでも、本人の中では違います。
- 問題が起きている
- でも自分は普通にやっている
- だから自分は悪くない
こういう認識になっています。
つまり、ロジックがないわけではありません。
ロジックの前提がズレています。
「お前が我慢すればいい」というロジック
非を認めない人の中には、こんな考え方の人もいます。
「問題が起きている」
「でも自分は悪くない」
「そんなの、お前が我慢すればいいだけじゃん」
一見すると理屈があるように見えますが、よく見るとおかしいです。
なぜなら、
原因が自分の行動から相手の受け取り方にすり替わっているからです。
本来は、
自分の行動が原因で問題が起きている
はずです。
でも本人の中では、
相手が我慢しないから問題になっている
という認識になっています。
つまり、
原因は自分なのに、責任は相手に置いているのです。
このロジックになると、
「原因はお前じゃん」
「お前が気にしすぎ」
「お前が黙っていれば済んだ話」
といったズレた結論になります。
でもそれは、
相手に負担を押しつけて、自分は何も変わらないと言っているだけです。
正直、かなり身勝手な考え方ですよね。
なぜ非を認めないのか
ではなぜ、ここまでして非を認めないのでしょうか。
理由はいくつかあります。
自分が悪いという現実を受け入れられないからです。
プライドの問題。
自己イメージの問題。
「自分は正しい側でいたい」という欲求。
これらがあると、現実よりも自分の認識を守る方を優先します。
ここからすべてが始まります
非を認めないという状態は、単体の問題ではありません。
ここからすべてが派生します。
非を認めない
↓
他責にする
↓
逆ギレする
↓
論点をずらす
↓
開き直る
これまで見てきたような行動は、すべてここから始まっています。
なぜ話が通じないのか
非を認めない人と話が通じない理由はシンプルです。
前提が違うからです。
- こちら:事実ベースで話している
- 相手:自分の認識ベースで話している
この時点で、同じ土俵に立っていません。
だから、どれだけ説明しても噛み合わないのです。
結局どうなるか
この思考のままでいると、どうなるか。
答えはシンプルです。
信用を失う。
人が離れる。
同じことを繰り返す。
なぜなら、
自分が原因で問題が起きているという認識がないからです。
つまり、修正されることがありません。
結果として、周りの人が離れていきます。
結論
非を認めない人は、ただ頑固なわけではありません。
現実と自分の行動がつながっていない状態です。
そしてそのズレを修正しない限り、同じ問題を繰り返します。
非を認めるというのは、単に謝ることではありません。
自分の行動と結果を正しく結びつけることです。
そこができるかどうかで、その後のすべてが変わりますよね。