スキー

【パラレルターンがうまくできない】ハの字が残る原因を超詳しく解説

2020年1月11日

パラレルターンできない原因

今回は「スキーでカッコよくパラレルターンで滑りたいのに、どうしてもハの字が出てしまってうまくいかない」

という人に向けて、その原因と解決方法について解説します。

内容は、初級~中級レベルの内容ですが、上級者の人にも参考になる内容だと思います。

  • パラレルターンがうまくできない
  • なんかやりにくい

という人はぜひ続きをご覧ください。

 

パラレルターンができない!ハの字になるパターンは2つ

パラレルターンがしたいのにハの字になってしまって、うまくできないパターンは大体以下の通りです。

  • そもそもターンの導入時に外スキーをハの字の形にしないとターンができない
  • ターン中に外スキーに比べて内スキーが回ってこない

詳しく解説します。

 

ターンの導入時に外スキーをハの字の形にしないとターンができない

ターン導入時に外スキーをハの字にしてしまうのは、そうしないと外スキーのインエッジが使えず、ターンが始まらないからです。

たとえば、

パラレルスタンスで右方向への斜滑降、

そのあと左ターンをするとします。

右へ斜滑降しているときは、おもに左スキーのインエッジが雪面をとらえていて、それに乗って滑っていますよね。

パラレルターン斜滑降

 

つぎに、左ターンに入ります。

左ターンは、右スキーのインエッジで方向を変えていきます。

ということは、左スキーのインエッジから右スキーのインエッジに乗りかえないと左ターンが始まらないわけです。

これがスキー用語でいう「切り替え」です。

この時に、一番簡単に切り替える方法が、外スキーをハの字に開きだす方法です。

外スキー開きだし

 

この場合、右スキーを開きだせばその時点で右スキーのインエッジが雪面に接地します。

というのは、脚を開けば開くほどスキーのインエッジが立つからです。(角付けされる)

さらに「ハの字」に開きだすことでスキーが左にターンする準備(迎え角)ができているので、あとはそこに荷重して行けば左ターンが始まります。

これはこれで1つの滑り方ですが、パラレルターンで滑りたい、ハの字にならないようにしたいなら、別の切り替え方法を使う必要があります。

その方法は後述します。

 

ターン中に外スキーに比べて内スキーが回ってこない

次に、外スキーはターンしたい方向へうまく回ってくるけど、内スキーがうまく回らずにハの字になってしまうパターンです。

特に、内スキーのテール側が雪面に引っかかって、うまくスキーが回ってこないことが多いんじゃないでしょうか。

これは、内スキーのインエッジがいつまでも雪面をとらえすぎてることが原因です。

つまりこのパターンは、両スキーのインエッジが角付けされたままターンしてる状態です。

これではスムーズなターンを、内スキーがジャマしている状態です(+o+)

パラレルターン内スキー ジャマ

内スキー(左スキー)のインエッジが引っかかって回りにくい

 

通常パラレルターンは、外スキーのインエッジ側と内スキーのアウトエッジ側が雪面に接地してターンします。

両スキーのインエッジが角付けされたターンは、プルークボーゲンに近い滑りになります。

ハの字が小さくなるとパラレルっぽく見えますが、どうしてもハの字が残ってしまいます。
 

パラレルターンで板がハの字にならないようにするには

パラレルターンは、切り替え方法と内スキーのアウトエッジがキモ

ハの字にならないパラレルターンの習得には、

  • 自分がターン内側に移動する切り替え
  • 内スキーのアウトエッジが使えるポジショニング

この2つが超重要です。

 

切り替えで自分が動く

まずパラレルターンでは、ターンの導入時に外スキーを開きだすことなくエッジを切り替えることが必要です。

外スキーをハの字に開きだすということは、スキー板を動かしてエッジを切り替えています。

スキーを動かさずにエッジを切り替えるには、自分がターンの内側に移動する(傾く)ことで可能になります。

 

具体的に言うと、両スキーのあいだにある自分の重心(腰の位置)を内スキーの上まで横にスライドさせるイメージです。

パラレルターン 切り替え

そうすることで、外スキーのインエッジは角付けされた状態になります。

外スキーを開きださなくてもターンが始められるポジションができましたね。

その後はエッジング操作次第でターンの調整ができます。

インエッジを雪面に押さえつけて乗っていけばスピード感のあるカービング要素の滑りになるし、進行方向のやや外側にずらすことができればスピードをおさえたターンになります。

さらに、ひねりの要素を強くすれば、小さなターンもできますね。

 

※外スキーの切り替え方法の練習はこちらの記事で詳しく解説しています

関連記事》【パラレルターンの練習方法】スキー板がハの字になるならコレを試せ!

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内スキーのインエッジを外す:角付けをゆるめる

そして内スキーがうまく回ってこない原因も、腰の位置をターン内側にスライドさせることで同時に解決できます。

というのも、ターン中に内スキーのインエッジの角付けが解放されないのは、腰とひざの位置が原因です。

内スキーより腰やひざの位置が外側にあるからです。

パラレルターン腰の位置

両スキーのインエッジが角付けされた状態

 

だから内スキーのインエッジが角付けされたまま、外スキーのインエッジも角付けしてターンするといった窮屈なポジションになります。

その結果、外スキーは思った方向へターンしようとしますが、内スキーのインエッジ(特にテール側)がジャマになってうまくターンができないというわけです。

 

だったら、内スキーの角付けが緩むところまで腰の位置を内側に持ってくれば、内スキーはジャマになりません。

ポイントは、内スキーの滑走面が雪面に対してフラットになるまで、腰の位置を内側にスライドさせるイメージです。

パラレルターン 内脚

内スキーはフラット、外スキーは角付け

 

最終的には内スキーより内側になるまで移動させたいところですが、最初は恐怖心もあるはずなので、低速で内スキーをフラットにするつもりでターンするといいでしょう。

しっかり腰を内側にスライドできていれば、内スキーがジャマになることはなくなるはずです。

 

【ちょっと上級編】パラレルターンで内スキーは勝手には同調しない

内スキーが勝手にそろうは嘘。上手な人は操作している。

パラレルターンで両スキーのを意識するなら、内スキーのエッジを意識したほうがいいですね。

内スキーを放置しててはダメです。

上級者にとっては内脚の操作は必須です。

意識してなのか、無意識なのかはありますが、内スキーのアウトエッジが使えています。

内スキーのアウトエッジに荷重するという意識は持たなくていいですが、外スキーに同調させるという意識は必要です。

もし、今よりも質の高いパラレルターンを目指すなら、内スキーが使いやすいポジションを意識してみると良いと思います。

そして内スキーのアウトエッジを意識して操作できるようになれば、かなり両スキーが同調した本当のパラレルターンができるようになります。

 

パラレルターンがうまくできない@まとめ

今回は、パラレルターンでスキー板がハの字になる原因と解決法についてお話ししました。

うまくいかない原因は、レベルによってさまざまなので、今回解説した内容もすべての人に当てはまるわけではありません。

とはいえ、心当たりのある方も多いのではないでしょうか?

スキーでつまずくところは大体同じで、ここに一つの壁があるように感じます。

しかし、理屈をしっかり理解して練習すれば、いずれうまくできるようになります。

 

最後に一言

内脚が使えるようになれば、滑りがかわる!

ということで、今回は以上になります。

 

参考》【パラレルターン完全マップ】スキー講師歴20年の僕がコツや練習方法を解説

パラレルターン
【パラレルターン完全マップ】スキー講師歴20年の僕がコツや練習方法を解説

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