自己中心的な人の特徴|悪気はないのに、なぜか一緒にいると疲れる

「悪い人じゃないんだけど、一緒にいると、なんか疲れる」
そう感じたこと、ありませんか?

意地悪をされたわけじゃない。
ケンカしたわけでもない。
なのに、その人と過ごすと、どっと疲れる。

気づけば、こっちが聞き役。
気づけば、こっちが合わせ役。
これ、地味にこたえるんですよね。

こういう人をひとことで言うと「自己中心的な人」です。
ただ、いわゆる”ジャイアン”みたいな乱暴さはありません。
むしろ本人は、いい人のつもりだったりします。

目次

会話が、気づけば全部その人の話

分かりやすいのが、会話です。

こっちが話し始めても、いつのまにか主役が入れ替わる。
「あー、それでいうと自分はさ」
気づけば、その人の話に戻っている。

悪気は、ありません。
話を奪ってやろう、なんて思っていない。
ただ、頭の中の主語が、いつも自分なんです。

だから、こっちの話は”きっかけ”にしかならない。
聞いてるようで、自分の話に持ち帰る材料にしている。
そういう会話に、なりがちです。

段取りも、その人のペースで決まる

会話だけじゃありません。

予定も、店選びも、進め方も。
気づくと、その人の都合が基準になっている。

これも、押し通しているわけではないんです。
本人の中では、自分がやりやすい形が”普通”。
だから、それ以外の選択肢が、そもそも浮かんでいない。

結果として、まわりが合わせる。
本人は、うまく回っていると思っている。
このズレが、じわじわ効いてきます。

「え、なんで怒ってるの?」

いちばん厄介なのが、これです。

まわりが我慢して合わせている。
その空気に、本人が気づいていない。

だから、相手が離れ始めても、ピンとこない。
「え、なんで怒ってるの?」
本気で、そう聞いてきたりします。

悪意がないぶん、たちが悪い。
責めても、本人には身に覚えがないんです。

世界の中心に、自分がいる

ここまでで、共通点が見えてきます。

このタイプは、自分が世界の中心にいます。
まわりの人は、自分の物語の”登場人物”のように見えている。

意地悪でも、計算でもありません。
ただ、視点が自分の位置から動かない。
他人も同じように、自分の世界を生きている——その実感が薄いんです。

なんで、そこから視点が動かないのか。
そこは、もう少し深い「機能」の話になります。
根っこについては、こちらで書いています。

↓この「視点が自分から動かない」の根っこはこちら↓
>>未熟な大人とは何か|話が通じない、論理が届かない「困った人」の構造

「相手のその先を、そもそも想像できない」タイプは少し形が違います。
そちらはこちらで書いています。

↓似ているけど別の「想像できない人」はこちら↓
>>想像できない人|その先を考えられないのはなぜ?

合わせ役を、少しずつ降りる

このタイプへの向き合い方は、力技ではありません。

正面から「自己中だよ」と言っても、通じにくい。
本人に、その自覚がないからです。

効くのは、こっちが”合わせ役”を少しずつ降りることです。

話を、自分から戻す。
予定を、自分の都合でも出してみる。
全部に付き合わない。

それだけで、こっちの消耗はぐっと減ります。
相手を変えなくても、疲れない距離は作れます。

↓こういう人との関わり方はこちら↓
>>話が通じない人との関わり方|戦わずに勝つという選択

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