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都合が悪くなると論点をずらす人の思考|なぜ話が噛み合わなくなるのか

話していて、こんなふうに感じたことはないですか?

「いや、今その話してないよな?」
「なんで急にそこに飛ぶ?」
「それ、今関係ある?」

こっちは一つの問題について話しているのに、相手が急に別の話を持ち出してくる。
しかも本人は、それで反論できているつもりだったりします。

こういう人と話していると、会話が噛み合わないだけでなく、ものすごく疲れますよね。

では、なぜ人は都合が悪くなると論点をずらすのでしょうか。
そこには、ただの会話のクセでは片づけられない思考の問題があります。

目次

論点をずらすとは何か

論点をずらすとは、今話している問題から意図的に、あるいは無意識に話をそらすことです。

本来の話が、

「あなたがしたこの行動についてどう考えるか」

だったはずなのに、いつの間にか、

「でもあのときお前もこうだったよな?」
「そんな言い方するのどうなん?」
「そもそもなんでそれ知ってるんだよ」

という別の話に変わっていきます。

これで話が進むならまだいいですが、実際は進みません。
ただ本題から逃げているだけだからです。

なぜ都合が悪くなると論点をずらすのか

理由はシンプルです。

そのまま真正面から向き合うと、自分が不利になるからです。

事実関係で見ても、自分に非がある。
筋道で見ても、反論できない。
言い逃れしようとしても苦しい。

そうなると、正面からはもう戦えません。

ではどうするか。

別の場所で戦おうとします。

つまり、本題では勝てないので、関係のない話を持ち出して、少しでも形勢を変えようとするのです。

反論の武器がもうそれしかないのです

都合が悪くなった人は、追い詰められています。

本当はもう、自分が不利だと分かっていることも多いです。
でも、それを認めたくない。
負けたくない。
非を認めたくない。

その結果、どうなるか。

なんでもいいから相手の落ち度を探し始めます。

今話している本題とは関係なくてもいいのです。
少しでも相手を崩せそうなものがあれば、それを武器にしようとします。

つまり、論点ずらしは冷静な反論ではありません。
追い詰められた人の悪あがきです。

マシンガン相手に水鉄砲で戦っているようなものです

この感じを一番分かりやすく言うなら、
マシンガン向けられてるのに、水鉄砲で反撃してるようなもんです。

事実でも負けている。
筋でも負けている。
状況でも負けている。

それなのに、なんとか一発でも当ててやろうとして、弱い反撃を続ける。

正直、見ていてかなり苦しいですよね。
もはや反論というより、意地で撃ち返しているだけです。

本気でひっくり返せると思っているのか、それとも反抗心なのか

ここで気になるのが、本人は何を考えているのかです。

その水鉄砲で、本気で戦況ひっくり返せると思ってるのか。
それとも、どうせ無理だけど「ちょっとでもダメージ与えてやる」ってだけなのか。

正直、そこは分かりません。

ただ、どっちにしても言えることがあります。

その行動で状況が良くなることはありません。

むしろ、

さらに悪くなります。

「いや、それ今関係ないだろ」って思われるだけで、
「この人ちゃんと向き合う気ないな」って評価が確定するからです。

話が噛み合わないのは、見ているものが違うからです

こちらは、本題を見ています。

「何が起きたのか」
「誰に原因があるのか」
「どう責任を取るべきか」

という話をしています。

でも相手は違います。

相手が見ているのは、
どうやってこの場を逃げ切るかです。

つまり、

  • こちらは事実を見ている
  • 相手は保身を見ている

という状態です。

そもそも見ているものが違うのですから、話が噛み合わないのは当然です。

論点をずらす人は、自分の非を認めるより逃げる方を選んでいます

論点をずらす人は、別に会話が下手なわけではありません。

本質はシンプルです。

自分の非を認めるより、逃げる方を選んでいるのです。

本題と向き合うのが苦しい。
だからずらす。
責任を負いたくない。
だから別の話を持ち出す。

これは誠実な対話ではありません。
都合の悪さから逃げるための行動です。

論点をずらすのはミスではなく思考の問題です

論点ずらしは、たまたま話がそれたわけではありません。

思考の優先順位がズレています。

本来なら、

  • 何が問題なのか
  • 自分に非があるのか
  • どう修正するべきか

を考えるべきです。

でもこのタイプは違います。

  • どう逃げるか
  • どうごまかすか
  • どう相手の粗を探すか

を優先します。

だから話がズレます。
そして同じことを繰り返します。

未熟さともつながっています

ここは、これまでの記事ともつながります。

論点をずらす人には、未熟さがあります。

  • 自分の非を受け止められない
  • 感情をコントロールできない
  • 不利な状況に耐えられない
  • 正面から向き合えない

これはつまり、
人としての完成度の問題です。

結論

都合が悪くなると論点をずらす人は、会話が下手なのではありません。

正面から向き合えないのです。

本題では勝てない。
自分が不利。
でも認めたくない。

だから、なんでもいいから別の話を持ち出して反撃しようとする。

ただ、その反撃で状況が良くなることはありません。
むしろ、余計に悪くなります。

話が噛み合わないのは当然です。

こちらは本題を見ていて、
相手は逃げ道しか見ていないのですから。

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