こういうの、正直モヤっとしません?
明らかにその人が原因で問題が起きているのに、
「自分は悪くない」
「仕方なかった」
「相手も悪い」
って言い出す。
誰が見ても責任はその人にあるのに、それでも認めない。
正直、「なんでそれが通ると思うの?」って思っちゃいます。
じゃあこれ、結局何が起きているのか。
結論から言うと、他責に見える行動の正体は「自分を守る反応」です。
なぜ「自分が悪い」と認められないのか
ここで一つ疑問が出てくると思います。
「いや、普通に認めればいいだけじゃない?」
そう思いますよね。
でもここがポイントです。
人にとって「自分が悪い」と認めることは、ただの事実確認ではありません。
人によっては、
- 自分はダメだ
- 負けた
- 否定された
こういう感覚に直結します。
つまり、責任を認めること自体がダメージになる人がいるということです。
そうなると、人は自然とそのダメージを避けようとします。
責任を外に押し出すとき、何が起きているのか
ここから少しずつ見えてきます。
まず最初に起きているのは、かなりシンプルです。
「きつい」「嫌だ」「避けたい」
これはほぼ反射です。
考えてやっているというより、先に出ます。
そしてそのあとで、理由をつけ始めます。
- 相手も悪くない?
- 状況も悪かったよね?
- 自分だけが悪いわけじゃない
こうやって、責任を外に押し出す形を作るわけです。
ここで大事なのは順番です。
人は考えてから守るのではなく、守ってから考えます。
つまり、
- 先に「自分を守る」が起きる
- 後から「その理由」を作る
だから一見すると、ちゃんと考えているように見えても、スタートは防御なんです。
本人の頭の中では、どうつながっているのか
ここが一番大事なところです。
外から見ると、ただの言い訳に見えるかもしれません。
でも本人の中では、少し違います。
頭の中では、こんな流れが起きています。
- このままだと自分が悪いことになる
- それはきつい
- なんとか避けたい
- 自分が少しでも傷つかない見方を探す
- 「自分だけが悪いわけじゃない」に落ち着く
ここまで来ると、本人の中ではもう、
「逃げている」ではなく「ちゃんと説明している」感覚になります。
だから話が通じにくい。
外から見ると無理がある説明でも、本人の中ではつながってしまっているからです。
つまり、現実を見ているというより、自分が壊れない形に現実を並べ替えているんです。
一時的な反応なのか、いつものパターンなのか
ここも分けて考えたほうがいいです。
- 一時的に防御状態になっている人
- それが当たり前になっている人
一時的な防御は、誰にでも起きます。
追い込まれたとき、人は防御に入るからです。
問題は、それがいつものパターンになっている人です。
このタイプは、常に「自分を守る」が優先になっています。
だから、
- 責任を取らない
- 修正しない
- 同じことを繰り返す
ということが起きやすい。
これは性格というより、思考のクセが固定されている状態と見たほうが近いです。
理解できることと、許せることは別
ここは分けて考える必要があります。
ここまで見てきたように、なぜそうなるのかは理解できます。
でも、だから仕方ないかというと、それは別の話です。
自己防衛として他責になる。
これは構造としては自然です。
ただし、それは責任を回避していい理由にはなりません。
自分はここを分けて考えています。
理解はするが、正当化はしない。
この構造を知っておくと見え方が変わる
最後に一言でまとめると、
他責な人とは、現実よりも「自分を守ること」を優先している人です。
そして、その状態が当たり前になっている人は、関わるコストが高い。
この構造を知っておくと、「なんでこんなこと言うの?」というモヤモヤが減ります。
無駄にイライラしたり、消耗したりすることも減ってきます。